淤血の 他覚症状 |
赤ら顔(顔面の毛細血管が拡張)目の下のクマ
鼻の頭が赤い 歯茎の出血や鼻血 歯茎が茶~紫色 手拳赤斑(手のひらが赤い) 生理過多 痔 アザ 下肢静脈瘤 |
---|---|
淤血の
自覚症状 |
イライラ・不安・不眠発赤・発疹 吐き気・咳・口内炎・口臭 肩こり息苦しい 動悸 腰痛 便秘・乏尿・生理不順 膝痛
むくみ・しびれ・つり
|
「血液の循環が悪く、血流が滞っている場所には、さまざまな病気や症状が出ます」。
淤血により引き起こされた病気のなかで最も早く症状が表れるのは、血液の流れがまっさきに影響を及ぼす循環に関係するところ。
例えば脳卒中(梗塞=血栓)や心筋梗塞である。
脳卒中や心筋梗塞で突然死した人の約90 %には、“生前”他人でも感知できる症状(?血の他覚症状)が見られたという。
赤ら顔、目の下のクマ、手(しゅ)掌(しよう)紅(こう)斑(はん)などはすべて体表面の静脈(毛細血管)の血行が滞った状態。この淤血は、体温低下による血行障害や血液中の老廃物の増加、血液中の構成成分の過不足に起因すると考えられる。
また“淤血自覚症状”には 肩コリ、吐き気、動悸、息苦しさ、腰痛、生理痛… … など症状はさまざま。
「そのなかでも“痛み”は、生きていくために必要不可欠な警報信号であり、自覚症状のなかで重要なサインなのです」 体温低下で血流が滞り(淤血)’“痛み”が来やすくなる。
また血液中の老廃物が増えたり、血液の構成成分の過不足が生じると、血流が滞り“痛み”が発生する。“痛み”は“淤血”時、最初に体に発せられるサインなのだ。