Q4 植物染料に関心があります。具体的にどんなのがあって、今後どうなっていくのでしようか?

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植物染料ではへナが最も有名ですが、
その他にインジゴ(インディゴ)、ウコン、β一力口チン、クチナシ、アナトー、グアイアズレンなどあります。

染色方法は各色素によって異なり、抽出して染色させたり、金属塩をつくって発色・染毛させたり、酸やアルカリにして染色させたり、さまざまな方法が用いられます。

天然物で日光や紫外線に弱い、裾色しやすい、コストが高いなどの難点がありますが、生理活性作用・消炎作用・保湿作用なども期待できるので、髪を傷めずプラスα の効果を持たせた力ラーリングに有用と考えられます。

前述の欠点を、製剤化や特殊な処理をすることによって解決するべく、多くの研究がなされています。将来が楽しみな分野です。

ヘナ  ヘナ 2-ヒドロキシー1、4-ナフタキノン
インジゴ(インディゴ)  インジゴ  インドキシルD-グルコシド
ウコン  ウコン  クルクミン
βカロチン 黄~赤  緑黄植物  β-カロチン
クチナシ黄  クチナシ  クロシン
クチナシ青  クチナシ  ゲニビン
アトナー  ヘニノキ  ノルビキシン
グァイアズレン  ユソウ  グァイアズレン
シコニン  ムラサキ  シニコン
クロロフィル  植物葉  クロロフィル
パプリカ 橙~赤  トウガラシ  サビサンチン
ベニバナ赤  ベニバナ  カーサミン
ベニバナ黄  ベニバナ サーフロールイエロー