すでに前で少し触れていますが、塩基性染料の仲間があり、ＨＣ染料と呼ばれているもの、 アリアノール染料と呼ばれているものが関心を集めています。
（この名称は染料メー力一の製品名称なのですが、他に適当な名称がないので、そのまま用いさせていただきます）
ＨＣ染料とは、分子内にニトロ基（－ＮＯ2 ) の発色団と、アミノ基（－ＮＨＲ ）やフエノール基（－ＯＨ ）の助色団を合わせ持つもので、 毛髪には良く染まり、地肌や手に付きにくい特性を持っています。
アリアノール染料とは塩基性染料（プラスの電荷を持つ染料）の― 種で、特に地肌や手につきにくいものを選んでいます。
電気的にプラスに働き、力チオン成分と相性がいいので、髪をしっとりしなやかにしたり、サラサラにするので力ラートリートメントとして有用です。
反応型染料（酸化染料）との相乗効果で、力ラーアフターケア剤（力ラーメンテナンス剤）、補助剤（トーナー剤）として興味深いものです。
