注目を集めている葉酸は総合ビタミン剤から摂取したい

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「年齢に合わせて、摂取するサプリメントは変わっていくもの。最初から多くのサプソメントを摂る必要はなく、継続することが何より大事」 。

最近では葉酸が性目を集める栄養素の1 つで、特に妊娠可能な女性に1 日0.4ミリグラムの葉酸を摂取することが望ましいという。

この葉酸は赤ちゃんがお腹の中で発育する際、神経管閉鎖障害の発症リスクを抑える役割がある。

ホウレンソウやインゲン、エンドウマメなどから摂取できるが、調理過程で損失する割合が大きい。だが、サプリメントで摂った場合は、吸収率が約9割と高く、厚生労働省では食品に加えてサプリメントでの摂取を呼びかけているという。

「若い女性であれば、健康な赤ちゃんを出産するために、普段から1日0 . 4 ミリグラム飲むことをお勧めしたい」

若い人の場合、「ネイチャーメイド」の「マルチビタミン」のように総合ビタミン剤から始めると良いという。これは1 粒で11 種類(ビタミンA 、Bl 、B 2 、B6 、B12 、C 、D 、E 、ナイアシン、パントテン酸葉酸)のビタミンが含まれている。

「薬のように何錠も飲むことに抵抗感がある人に適しているし、若い人は中高年層のように身体機能の衰えを意識した摂取をしなくてもよい」 現在の多様化した食生活を全く否定することはない。だが、「ジャンクフードに依存する食生活は避け、欠けている栄養素をサプリメントで補うのが時流に合っていると思う」。