Q6 色の違いによって、髪に染まる場所は違うのですか?

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Q5 にも関連します。力また色の違いによって髪に染まる場所は違ってきます。

寒色系は外側、暖色系は内側と予測されます。
単色系(三原色)では、色素はほぼ単一のものですから、染着の場所はあまり違ってきませんが、 混合系でつくっている色味、たとえば茶色系などは、何種類かの分子量の違う染料で構成されるので、 染着の座席は違ってきます。

また毛髪によって、特に既染毛では、ポーラス部位(空孔部分)に違いがあるので、染着座席は色味によって変わってくると思われます。

Ql の染毛原理で、反応型(酸化染毛剤)の場合、酸化染料中間体(前駆体)と力プラーで染料をつくるといいましたが、微妙な茶色系の場合は、黄色系をつくる酸 化染料中間体と力プラー、マット系をつくるものなどを加えて色を出しているので、 色素により分子量が違い、染着の座席も変わってきます。

物理吸着型の場合、茶色系は橙、青、緑などの分子量の違う色を組み合わせるので、 用いる染料のバランスによって、染まる場所は違うでしよう。