植物染料ではへナが最も有名ですが、
その他にインジゴ(インディゴ)、ウコン、β一力口チン、クチナシ、アナトー、グアイアズレンなどあります。
染色方法は各色素によって異なり、抽出して染色させたり、金属塩をつくって発色・染毛させたり、酸やアルカリにして染色させたり、さまざまな方法が用いられます。
天然物で日光や紫外線に弱い、裾色しやすい、コストが高いなどの難点がありますが、生理活性作用・消炎作用・保湿作用なども期待できるので、髪を傷めずプラスα の効果を持たせた力ラーリングに有用と考えられます。
前述の欠点を、製剤化や特殊な処理をすることによって解決するべく、多くの研究がなされています。将来が楽しみな分野です。
ヘナ | 橙 | ヘナ | 2-ヒドロキシー1、4-ナフタキノン |
インジゴ(インディゴ) | 藍 | インジゴ | インドキシルD-グルコシド |
ウコン | 黄 | ウコン | クルクミン |
βカロチン | 黄~赤 | 緑黄植物 | β-カロチン |
クチナシ黄 | 黄 | クチナシ | クロシン |
クチナシ青 | 青 | クチナシ | ゲニビン |
アトナー | 黄 | ヘニノキ | ノルビキシン |
グァイアズレン | 青 | ユソウ | グァイアズレン |
シコニン | 紫 | ムラサキ | シニコン |
クロロフィル | 緑 | 植物葉 | クロロフィル |
パプリカ | 橙~赤 | トウガラシ | サビサンチン |
ベニバナ赤 | 赤 | ベニバナ | カーサミン |
ベニバナ黄 | 黄 | ベニバナ | サーフロールイエロー |